今年最初の仕事は大阪で始まった。そのうち一日空きが出来たので、
前から一度行きたかった兵庫県明石市を訪ねた。
大阪梅田からJR新快速で約40分で明石である。
明石海峡、明石海峡大橋、明石天文台、明石の蛸、明石焼きといろいろ浮かんでくるが、
まずは播磨の国、明石藩の象徴「明石城」へ。では。
 
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明石城 : (巽櫓  坤櫓 現存) 兵庫県明石市明石公園1-27→map 日本百名城No.58
築城年:1619年   築城主:小笠原 忠真  改修、主な城主:松平氏  連郭式平山城
                                                        (撮影日:2015年10月再撮影)

JR明石駅のホームから直ぐ目の前に、城壁と二基の櫓を見ることができる。
天守は当初より建造されなかったが、(たつみ)櫓、坤(ひつじさる)は江戸期からの
現存で重要文化財。
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坤 櫓 
本丸の四隅にあった櫓のうち南西(坤:ひつじさる)に位置し、伏見城の材を移築したもの。
巽櫓とともに現存建造物。城下町明石の町並みと背後に淡路島の島影、左手に明石海峡大橋の
橋脚の一部が見えている。

明石城は徳川二代将軍秀忠の命を受け、藩主小笠原忠真が築城した城である。
徳川幕藩体制が安定期に入って後の平和期に築かれた城なので、戦乱期の大戦や歴史悲話とは
無縁のゆるく優しい佇まいの城跡である。
城にまつわる話としては、城下町の都市計画いわゆる「町割り」に剣豪宮本武蔵が尽力したというところにちょっと惹かれる。
で、早速その城下町のほうへ下りて行くことに。
海峡の町、魚の町明石を代表する明石駅前の「魚の棚:うおんたな」は明石城築城の頃から390年続く商店街。土曜日の午後、地元の買い物客に観光客もまじって大変な賑わいをみせていた。

活気のある海辺の町を歩き、魚や土地の食材を眺め、そぞろ歩くときほど幸福な時間はない!
明石の蛸を使った「やわらか煮」「たまごやき(明石焼き)」に冷たいビール。海あり城ありで、もうすっかり明石ファンの旅カメになってしまった。
ではもう一度城(坤櫓)を眺めておこう・・・タコも!
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じゃぁ また